「ほんっっとうにありがとうございました。」 「うん。何か久しぶりに見たよーこれ。」 が賞状を渡すみたいにして差し出してきたのは、そういえば貸した気がするMD。 何の曲、だっけなぁ。 「すみませんでした…すごく良かったモンでつい!」 必死に謝るはすげー可愛いんだけど、 ちょっとだけ意地悪思いついちゃった。 「延滞料と感謝費欲しーCー」 「はい?」 案の定、は頭に疑問符つけてこちらを見る。 そりゃあそうでしょ。 何かのマンガ曰く“等価交換”ってやつだよ。 「お、金…?」 「それでもEけど別ー」 「じゃあ、…何?」 そんなにビクビクしなくてもへーきなのに。 取って食べたりしないよ? 「デートしよ?これからずーっと先も、さ。」 「へ?」 ほら、大丈夫でしょ。 「だから延滞料と感謝費だってばー。」 腑に落ちないみたいな顔しないで。 だってオメエとデートしたいんだ。だからさ、 「ね、約束しよ?」 小指をずいっと掲げると、意図を理解したも同じ指を絡めた。 「じゃあ、」 やくそくのゆびきりを 「ジロ、どして1回じゃなくてずっとなの?」 「んとね、これからもずっとこういうやりとり続くと思うし…」 「…」 「でも一番の理由は一緒に居て欲Cーからだよー」 「じっ…!」
071201 戻 はい策士ー うちの中で最強かもしれない。 山本武に勝てるよ。 ブンちゃんは同レベかも。 私の中では策士≠黒なので、うちのジロさんは灰色です。 てかジロさんの独白難しかった…!