が丸井とあまりにも楽しそうに話していたのが気に食わんくて、ムリヤリ割り込んで濃厚なキスをお見舞いしてやった。 もちろん、怒ったはギンと睨んでくるけど。 張り裂けそうだったんよ。 「ばか!詐欺師!エロ!むっつり!」 「何と言われても痛くも痒くも無いのぅ」 ずらりと並べられる罵声も、右から左に流れていく。 どんな事を言われても、先ほどの痛みに匹敵しないんじゃ。 「変態!サボリ魔!セクハラ!いじめっこ! …でも好き。」 数秒の間が空いて、気を抜いた瞬間だった。 ぼそっと呟かれた言葉は、まさしく不意打ち。 「…痛い。」 ぐいっとの手を引っ張って、胸に当てた。 「ここが痛くて、死にそうじゃ。」 好きすぎて、死にそうで。 治ることは無さそうだ。
07/04/04 戻 とかいうベタ惚れイズム。 深い意味はないですよ… 仁王様大好きだ!